ドバイワールドカップ枠順決定 パンサラッサ大外15番 矢作師「出遅れても逃げるだけ」

現地時間２２日、ＵＡＥのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーの枠順抽選会が行われ、日本で馬券発売される４つのＧⅠレースを含めた全レースの枠順が確定した。

メインのＧⅠドバイワールドカップ（ダート２０００メートル）で注目を集めるパンサラッサ（牡６・矢作）は最内だった前走・サウジカップと真逆の大外１５番。矢作調教師は「出遅れても逃げるだけですし、ドバイでは去年も勝っています。馬はドバイが大好きだと思います」とコメント。

同じくサウジカップから転戦のジオグリフは（牡４・木村）は９番に決定。「何番でも私にとってはラッキーナンバーなので」と木村調教師は壇上で笑顔を見せた。

ダートで４連勝中のウシュバテソーロ（牡６・高木）は８番に入った。高木調教師は「８番が欲しいと思っていたのでラッキーだと思います。状態も安定しているので楽しみです」と希望通りの枠を喜んだ。

昨年のＵＡＥダービー勝ち馬クラウンプライド（牡４・新谷）は１２番からの発進。抽選に臨んだ松田助手は「これがレースが終わった後、ハッピーな番号になったら。クラウンプライドはドバイが大好き。このレースを勝つために帰ってきた」。

３番を引き当てたジュンライトボルト（牡６・友道）の河合オーナーは「今は最高に調子がいいと聞いています。チャンピオンズＣのような末脚を」と期待を込めた。

ヴェラアズール（牡６・渡辺）は５番をゲット。渡辺調教師は「できれば内が欲しかったので良かったと思います」と好枠を歓迎した。

最後に残った６番に入ったテーオーケインズ（牡６・高柳大）は「欲しかったナンバーです。経験を生んで精神的に強くなっています」と高柳大調教師。

【ドバイワールドカップ枠順】※（）内は馬番

１番　　リモース（１０）
２番　　エンブレムロード（６）
３番　　ジュンライトボルト（８）
４番　　サルートザソルジャー（１１）
５番　　ヴェラアズール（１５）
６番　　テーオーケインズ（１３）
７番　　ベンドゥーグ（２）
８番　　ウシュバテソーロ（１４）
９番　　ジオグリフ（７）
１０番　カフェファラオ（３）
１１番　スーパーコリント（１２）
１２番　クラウンプライド（５）
１３番　アルジールス（１）
１４番　カントリーグラマー（４）
１５番　パンサラッサ（９）

良い枠引いたのはG2すら勝っていない馬という扱いのベルーガだけ
露骨にやってきましたなあｗ