ジャックドール藤岡佑、まさかの最下位

藤岡佑は抜群のロケットスタートから迷いなく先手を主張。１コーナーで先頭に立ち、ジャックドールとともに５ハロン５７秒７でビュンビュン飛ばし、結果的にはこれが驚異のレコード走を後押しする形となった。

しかし、３コーナーあたりで思ったより早く、２番手追走のガイアフォースが忍び寄る。はたして残り４００メートルで脚が尽きてしまい、万事休す。「離すつもりがついてこられましたね。速い時計の中でアグレッシブに行った結果なので仕方ありません」と藤岡佑は割り切る一方、「ただメンタル的に以前よりも踏ん張り切れなくなっているのかな、というのも少しあります」と気になるコメントも。

いずれにせよ３番手から突き抜けたイクイノックスの強さだけが際立った一戦。藤岡調教師は「めちゃくちゃ状態が良くて、この馬の競馬はできた。引き離すところを早めに来られてしまった。さすがにこの時計では走れない。勝った馬が強すぎるね」と世界ナンバーワンホースにお手上げだった。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/38110