ここ一番の大舞台で、「絶好のスタートを切り絶好の位置取り」を完璧にやるルメールの素晴らしさ
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本当に素晴らしい
アーモンドは平均的にスタートが速い馬ではない、しかしここ一番でこのスタートを切って、迷いなく絶好の位置取りをして攻める騎乗のルメールの手綱捌きよ
三強のうち、どれに乗ってもルメールが勝てたと言い切れる
ここ1番でスタートで落馬する人もいるからな
画面越しでしたが、結果に関係なく手をたたいていました。強いアーモンドアイが強い競馬で有終の美を飾る。
勝負を挑んだ3歳馬コントレイルが2着、デアリングタクトが3着。“3強並び立たず”と言われますが、3頭で見事に決まりました。
無敗3冠馬2頭が2、3着で、アーモンドの勝利の価値は上がりました。一方で、コントレイル、デアリングに土がついたことは残念ですが、避けることなく挑戦した姿に心から拍手です。半世紀以上、競馬に携わってきましたが、初めて味わう感動でした。
アーモンドは鞍上がルメール騎手だからこそ、9つもG1を勝てたと思います。
今回も完璧でした。スタートを五分より少し速いくらいで出て、好位につけました。
当面のライバル2頭より前で、来るなら来いと言わんばかりの競馬。直線は早めに芝のいい、最も伸びる進路を確保し、前につけたアドバンテージを生かしました。
馬場が荒れてくると“ビクトリーロード”は限られます。コースを熟知し、今回も最大限に能力を引き出しました。
アーモンドはいつも、普通か、普通以上の状態でレースに出てきました。多くのサラブレッドは調子に波があり、スランプに入るとなかなか立て直せないものです。
間隔を空けて使っていたとはいえ、その仕上がりにはいつも感心していました。
国枝厩舎と牧場サイドが連携し、弱点を見極め、約3年もの間、いい状態と高い能力をキープさせてきたのでしょう。並大抵のことではありません。15戦して連敗は1度もなし。引退レースでは最強の刺客2頭の挑戦を退けました。なかなかこうはいきませんが、理想的な引退戦でした。
コントレイルは位置取りの差もありましたが、古馬との初対戦で能力は示しました。
負けてほしくなかった、というのが正直なところですが、相手がアーモンドなら仕方ありません。
デアリングタクトも同じくですが、最後にカレンブーケドールを鼻差とらえたひと伸びに、底力を見ました。
2頭にとっては、アーモンドアイと対戦したこと、そして初めて敗れたことが、今後の大きな財産になるでしょう。すばらしい競馬でした。(JRA元調教師)
ここに来てさらに上手くなっている可能性すら感じる。
別れを惜しむようにゆっくり、ゆっくりと歩いた。自らが持つ記録を更新する芝G1・9勝目。それを現役最後のレースで飾った世紀の馬、アーモンドアイのウィニングラン。「最後のレースで、ちょっと特別でした」と振り返ったルメールだが、天皇賞・秋で見せた涙はない。「今日はサヨナラパーティーでしたね(笑い)。さすがアーモンドアイでした」。感傷にふけることさえ忘れさせる強さ。雲間から差し込む光を背にした姿は神々しくもあった。
内の2番枠から好スタートを決めて、好位5番手の向こう正面で前にグローリーヴェイズを置くと、ぴたりと折り合った。大逃げを打ったキセキが引っ張るよどみないペースが絶好のリズムを生み、「この感じだったら勝てると思った」と鞍上。直線を向く前には勝利を確信していた。
規格外の強さを見せ続けた絶対女王のピークについて、ルメールは「3歳のジャパンCは(2分20秒6のJRAレコードで)素晴らしかった。でも、今年は3冠馬が3頭いて、改めて彼女の強さを見せてくれた。前走の天皇賞・秋の後にパワーアップして、今日がトップだったかもしれない」と驚きを隠さない。決してベストと言えない2400メートルで披露した衝撃の走り。成長曲線を描いた3歳時を経て、そこからさらに底知れぬ能力を発揮し続けたことは奇跡的と言える。
人馬一体で駆け抜けた4年間。最後にルメールは「アーモンドアイの、競馬のストーリーは終わりました。でも、アーモンドアイのストーリーは終わっていない。いい子供をつくってくれたら乗りたい」と、さらなる夢の続きに思いをはせた。不滅のV9という栄光の記録と記憶を刻み、その美しい「瞳」は競馬史に残る最高の宝物となった。(坂本 達洋)
ここ一番でこの「絶好のスタートを切り、迷いなく絶好の位置取りをする」ルメールの凄さよ
コントレイルやデアリングに乗っていた騎手に足りないのは、技術だけでなく競馬センスや馬とのコンタクトの取り方
馬が強いだけじゃね?
ルメも日本では無双してるが日本馬で海外に行った時は頼りないよな
あれより早いとアーモンドは垂れるし、遅いとコントレイルに差されてた。
まぁ有馬の敗戦あったればこそだけどな。
無敗で負けパターンが分かっていない状態だと対処法が分からないからな。
惜しむらくはリスグラシューとの対決も3歳3冠2頭との対決も一度きりで終わってしまった事だな。
負けた側の騎手が次にどう修正して来るかを見てみたかった。
豪州の専門局「スカイ・レーシング」公式ツイッターは実際の最後の直線シーンの動画とともに「なんという瞬間! アーモンドアイはジャパンカップに勝利し、その卓越したキャリアを終えた」と脚光を浴びせている。
海外競馬専門サイト「ワールド・ホース・レーシング」公式ツイッターは「彼女はただ驚異的なパワーと精神力を見せつけただけなんだ」というルメールのコメントを引用。文面では「クリストフ・ルメールはアーモンドアイの2020年ジャパンカップでの素晴らしい勝利をこう説明した。あれは彼女にとっての最高の走りだったのではないか?」とラストランにして「最高の走り」だったと賛辞を送った。
英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」公式ツイッターも「思い出をありがとう。アーモンドアイ!」と感謝を記している。
戦前からも海外メディアの熱い視線が送られていたジャパンカップ。好レースとそれを制した女傑が注目を浴びている。
ともに戦ってきた日々が、走馬灯のようによみがえる。常に全力で走り切るタイプだけに、1戦ごとの消耗度は相当なものだった。それを考慮して、間隔を取りつつ、真剣勝負の連続。その中で、牝馬三冠やスーパーレコードでのジャパンC制覇など、数々の名ドラマを演じてきた。レースのあと、スタッフ総出で馬体に水を浴びせてクールダウンするのも、お決まりのシーンとなっていた。
8冠馬VS無敗の3歳三冠馬2頭。ラストランにふさわしい、最高の舞台が整った。「(あの2頭に)能力があるのは分かっていたし、夢のような話だった。それでも、アーモンドアイの競馬をすればおのずと結果はついてくる」。泰然自若の姿勢を貫いてきた指揮官。結果、堂々と若き挑戦をはね返した。
「アーモンドアイのおかげで、充実した日々を過ごさせてもらった。次のステージでは無事に子どもを生んでくれて、その子をやらせてもらえたら、こんなにうれしいことはないね」と未来へ夢を膨らませる。希代の名牝との別れを惜しみつつ、名伯楽の飽くなき挑戦は、次なるステージへと向かっていく。
さっさとデアリングから降りろよ
申し訳ないけど、コントレイルもデアリングタクトもルメールならな、、とは思わずにいられないよねな
ルメールが3人くらいいればいいのに(笑)
デアリングタクトは普段から後ろから競馬してる馬だけど今回はアーモンドアイ考慮して前行ってたからちゃんと考えてるよ
先行できるコントレイルに乗ってたのにアーモンドアイの隣につけようという意思すら見せなかった奴と違って
アーモンドアイが1番強かっただけだろ
福永松山がうまく乗ってたら負けてたって言いたいのかよ
ルメールが足りなさ過ぎる
5人居たら最低4人は負けてクソ騎乗とか言われるんだが
ちゃんと能力出して負けるならそれが名勝負になる
せっかく馬のレベル上がってもルメールが足りてねーのが問題
なんでノーザンが金出すんだよ
いない、って誰かが言ってた
モガいてた福永さんを伸びない所に押しやって早仕掛けするのを待ってから進出
もうマジでこの人怖いわ
頭も良くて全てがパーフェクト(笑)
あれで福永さんはアリストテレスでやられた事も更に思い出して、大外に出すという消極的な乗り方になったのかもね…
厩舎が調教変えてきたのも流石
それでもミスをカバーして最後まで踏ん張ったアーモンドを見て涙したんだろう
今回は自画自賛できる完璧な騎乗
表情も晴れやかだったな
同馬を担当してきた根岸真彦助手は「3冠馬2頭も強かったけど、ルメールさんが最高のエスコートをしてくれました。さすがに疲れはあると思いますが、カイバもよく食べて全然リラックスしています」と話した。激走を終えての反動は少ない様子だ。
自己記録のG18勝を自ら乗り越えての9勝目で有終の美を飾った瞬間、根岸助手は食い入るようにターフビジョンを見つめていたようで「残り400メートルくらいから仕掛けて、いい脚で抜け出して、アーモンドの脚色は鈍らなかったので、残り100メートルくらいで勝てるかもと思いました」と、レースを振り返った。
通算15戦11勝と、敗戦を経験した事もあった。体質の影響からか、レース直後にはスタッフ一同で水をかけたりと苦労も多かったが、一番の厳しさを味わったのは、牝馬3冠を懸けた秋華賞前。「秋華賞の前は爪のケガもあって、調教もいろいろと考えながらしましたが、競馬に向けてはいい状態で迎えたので良かったです」と、笑顔で振り返った。
無事にラストランを終えて、次なるステージは母としての仕事。「アーモンドアイにはお疲れさまという言葉と感謝の気持ちでいっぱいですね。ここまでいっぱいG1を勝って、大きなケガもなく無事に帰ってきてくれた。来年無事に種付けできれば、先生(国枝調教師)の定年は4歳の2月になった頃でクラシックシーズンは戦えますからね。ウチの厩舎に入るなら是非、自分が担当したいですね」。希代の名牝は、現役を引退しても愛され続ける。新たなるドラマの演出家として、もうすぐ旅立つ。
まじで3人位ルメール欲しい…
来年からのお手馬どうするのかな
コントレイルとデアリングタクト両方乗って欲しいレベル